杉本昌隆八段の棋道愛楽
早いものでもう12月です。「師走」の語源は諸説あるようですが、普段は落ち着いている師(僧侶)も走り回るぐらい忙しい月、という意味もあるそうです。
年賀状の作成やお歳暮の注文、部屋の掃除などの予定を立てていると「今年ももう少しで終わりだなあ」と実感します。
2020年の将棋界も色々なことがありました。
主役はやはり藤井聡太二冠。名人戦順位戦は10戦全勝でB級2組に昇級。竜王戦もランキング戦3組で優勝。6月に棋聖と王位の挑戦権を獲得し、そのままタイトル奪取。11月には通算200勝も達成。どれをとってもまばゆいばかりの記録です。
順風満帆のようですが、厳しい…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル